【アプリマーケター必見】モバイルアプリのCPIを下げるには?〜7つの改善ポイント〜

ASOとASA

今回のブログでは、モバイルアプリマーケティングの基礎である、アプリの「CPI」について解説します!

 

CPIを下げるための方法は様々です。これらを参考に是非運用改善していきましょう。

目次

  • CPIとは
  • アプリのCPI広告とは?
    • 様々な種類のCPI広告
  • アプリの平均CPIは?
  • CPIとROAS
  • CPIを改善するためには何をすれば良い?
    • ターゲティングの最適化
    • クリエイティブの改善
    • データ分析と改善
    • フレキシブルな予算管理
    • アプリストア最適化(ASO)
    • パートナーシップとコラボレーション
    • 新しい広告技術の活用
  • ASA自動運用ツール「Astra」を使ってASAを運用する
  • ASO(アプリストア最適化)を自社で行う場合
  • 弊社のASO支援によるDL数増加実績

CPIとは

 

CPI(Cost Per Install)は、アプリ1インストールを獲得するのににかかった広告費用を指します。

例えば、かけた広告費用が5,000円で、インストール数が10だった場合、CPIは500円になります。

 

ASAにより、オーガニックのキーワードランキング向上に繋げることができる

 

本記事においては、主にモバイルアプリのインストール単価を指します。

 

モバイルアプリのマーケティングにおいて、CPIは重要な指標です。CPIが低ければ低いほど、少ない広告費で多くのユーザーを獲得できるため、マーケティングのROIが高いことになります。

アプリのCPI広告とは?

 

CPI広告とは、ユーザーが広告をクリックし、アプリをインストールするたびに課金される広告モデルです。

CPI広告は、アプリインストールの確実な成果を保証するため、効果的なユーザー獲得手法として利用されています。

その他アプリ広告でよく使われる課金形態としては、インプレッション課金型広告クリック課金型広告があります。

様々な種類のCPI広告

 

CPI広告にはさまざまな種類があります。以下は主な広告形式の例です。

 

1. ディスプレイ広告

アプリ内やウェブサイトに表示されるバナー広告やインタースティシャル広告です。

 

2. 動画広告

アプリ内やソーシャルメディアプラットフォームで表示される短い動画広告。ユーザーの関心を引きやすく、高いコンバージョン率が期待できます。

 

3. インセンティブ広告

ユーザーが報酬(ゲーム内アイテムなど)を得るためにアプリをインストールする形式の広告です。

 

4. ネイティブ広告

アプリやウェブサイトのコンテンツに自然に溶け込む形式の広告。ユーザーに違和感なく受け入れられやすい形式です。

アプリの平均CPIは?

 

業界や地域によって平均CPIは異なり、アプリのカテゴリー(ゲーム、エンターテインメント、ユーティリティなど)やターゲットオーディエンスの属性によっても変動します。

 

例えばゲーム系のアプリであっても、カジュアルゲームのような気軽に遊べるゲームは500円を下回ることもありますし、シミュレーションやRPGのような顧客単価の高いゲームにおいては1,000円を超えてもROI的な観点では優秀とされるケースもあります。

 CPIとROAS(Return Of Advertising Spend=広告投資費用対効果)

 

CPIはあくまでインストールまでの投資対効果を追いかける指標となるため、その後ユーザーがアプリ内でどの程度利用したか、課金したか等については別の指標を追う必要があります。

 

獲得したユーザーからの売上をベースに費用対効果をウォッチする指標としては、ROASが最適です。

 

自社が展開しているアプリのマーケットを理解し、チャネル毎の特性や役割を理解しつつ、プロダクトのビジネス的な健全性を把握するためにも、目的に応じてCPIやROASを適切に使い分けましょう。

CPIを改善するためには何をすれば良い?

 

CPIを改善するためには、以下の戦略を基本として対策することが重要です。

 

1, ターゲティングの最適化

 

ターゲティングを精緻化することで、広告がより関連性の高いユーザーに届くようになります。具体的には、以下の方法があります。

  • デモグラフィックターゲティング年齢、性別、地域などの属性に基づいてターゲットを絞る。
  • インタレストターゲティングユーザーの興味や関心に基づいて広告を配信する。
  • 行動ターゲティング過去の行動データを元に、関連性の高いユーザーに広告を表示する。

ターゲティング手法には上記以外にも様々な方法があります。

 

 

2, クリエイティブの改善

 

広告クリエイティブの質を高めることで、クリック率(CTR)を向上させることができます。

広告クリエイティブを改善するためのポイントは以下の通りです。

  • チャネル毎に最適なビジュアルを活用ユーザーが広告に接触するシーン別に最適なビジュアルを活用し、アイキャッチを強化する
  • 明確なCTA(Call to Action):ユーザーに具体的な行動を促す明確なメッセージを含める。
  • A/Bテストを繰り返す:複数のクリエイティブをテストし、最も効果的なものを選定する。

 

3, アプリストア最適化(ASO)

 

ASO(App Store Optimization)とは、アプリストアの検索結果で上位に表示されるよう、アプリのメタデータ(タイトル、説明文、キーワードなど)を最適化する手法を指します。

 

ASOを実施することで、例えばASA(Apple Search Ads)との相乗効果を生み出すことができ、結果としてASAのCPI削減に繋げることができます。

(ASOとASAの相乗効果についてはこちら

 

ASOの具体的なアクションの例は以下の通りです。

  • キーワードリサーチ:関連性の高いキーワードを選定し、タイトルや説明文に組み込む。
    • ASOについては過去のブログで複数回紹介しております。こちらのブログ等をご覧ください。
  • レビューと評価:ユーザーからのポジティブなレビューと高評価を促進する。
  • アイコンとスクリーンショット:視覚的に魅力的なアイコンやスクリーンショットを用意し、ダウンロード意欲を高める。

 

4, データ分析と改善

 

広告キャンペーンのデータを継続的に分析し、パフォーマンスを評価することで、最適な戦略を見つけ出すことができます。

  • 分析ツールの活用:AdjustやAppsflyerなどのツールを活用し、キャンペーンの効果を詳細に分析する。
  • 継続的な改善:データに基づいてキャンペーンを調整し、CPIの最適化を図る。

 

5, フレキシブルな予算管理

 

キャンペーンの予算をフレキシブルに管理し、効果的なチャネルに資金を集中させることは、CPIの最適化に繋がります。事業全体・プロダクト毎のROASをウォッチしつつ、CPIが低い広告チャネルや高いコンバージョン率を誇るキャンペーンに柔軟かつ継続的に予算を配分していくことが重要です。

 

 

6, パートナーシップとコラボレーション

 

相性の良いアプリやサービスとのパートナーシップやコラボレーションを通じて、ユーザー獲得を促進することも一つの手段です。例えば、互いに関連性の高いアプリ同士でクロスプロモーションを行うことで、新規ユーザーの獲得が期待できます。

 

 

7, 新しい広告技術の活用

 

最新の広告技術を積極的に導入し、CPIの最適化を図ります。プログラマティック広告やAIを活用したターゲティングなど、新しい技術を取り入れることで、広告の効果を最大化します。

株式会社スタンドアローは、Apple公認のApple Search Ads自動運用ツール「Astra」を提供しています。こちらを使用することで低コストでCPI削減を実現することができます。(後述)

 

株式会社スタンドアローは、モバイルアプリのCPIを効果的に下げるためのコンサルティングサービスを提供しています。

カスタマイズされた戦略の提案を通じて、貴社のマーケティングROIを最大化するお手伝いをいたします。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

 ASA自動運用ツール「Astra」を使ってASAを運用する

 

Astraは、弊社が日本で唯一のパートナーシップを結んでいる「Redbox Mobile」社のApple Search Ads自動運用ツールです。

Astraを使えば、自社アプリに関連する最適なキーワードが自動でピックアップされ、予算配分から入札、レポーティングまでほぼ全ての工程が自動で運用可能です。Astraの機械学習システムによって、獲得単価だけではなく、代理店コスト・社内リソースも削減させることができます。

 

Astraは世界的に優れたモバイルマーケティングを行っている企業を選出するEffective Mobile Marketing Awardsにて、「2023年の最も効果的なユーザー獲得プラットフォーム」として受賞しており、大変注目されております。

Astra実績

Apple Search Ads 自動運用ツール「Astra」の無料資料ダウンロードは以下ボタンからできます

ASO(アプリストア最適化)を自社で行う場合

 

ASO(アプリストア最適化)は自社でASOツールを活用して、検索結果の高いキーワードや競合分析を元に運用することができますが、どのようにキーワードを選んでよいかわからないまたどのように分析すれば良いのかわからない等のご相談を受けることがございます。

 

また、ASOをアプリベンダーが自社(インハウス)で行うには、どのくらい工数がかかるか見てみましょう。

 

 

ASOで結果を出すためにかかる工数やコスト ※弊社による概算

ASOで結果を出すためにかかる工数やコスト (The man-hours and costs involved in achieving results with ASO)

これらを鑑みると、工数削減・経費削減という面において、経験が豊富な代理店にASOを依頼することで、アプリマーケティングの費用対効果を高めるサポートができると弊社は考えております。

弊社のASO支援によるDL数増加実績

 

弊社では様々なアプリベンダー様のASO(アプリストア最適化)のご支援をしております。

 

ASO(アプリストア最適化)により、1年間でキーワード検索ランキング圏外から2位獲得や、CPI50%削減等の実績のサポートをさせていただいております。

ASO支援によるDL数増加実績(Increased number of DLs due to ASO support)

弊社ではアプリベンダー様向けのASO無料診断を行っております。ASOやその他アプリマーケティング施策(Apple Search Adsなど)に関するご相談も可能ですので、お気軽に是非お申し込みくださいませ。